お茶には
●一番茶
●二番茶
●三番茶
などといった呼ばれ方があります。
一番茶とは「新茶」と同じ意味であり、初物の意味や旬のものという意味合いで呼ばれています。
一番茶を収穫した後の一か月間に収穫するのが「二番茶」さらに二か月後に収穫するのが「三番茶」と呼ばれています。一番茶はたくさんの栄養やうまみを含んでいますが、同じ茶の木から育つ二番茶、三番茶は一番茶に比べ栄養分も少なく、生育までに時間をかけずに摘み取りをするためどうしても風味が落ちると言われます。そうしたこともあり、三番茶で摘み取るはずの葉を摘まずにそこからじっくりと育てて摘んだ秋冬番茶は三番茶よりも味がよいと言われます。
新茶に含まれるカフェインは他のお茶よりも少ないと言われていますが、実際のカフェインの含有量は変わらないと言われています。ただ新茶はうまみ成分であるテアニンが多く含まれており、新茶の入れ方として沸騰した湯を使わず、抽出時間も短いため苦味や渋みの成分であるカフェインが少ないと感じられるだけといわれています。
この時期だけ味わえる旬の味を是非お楽しみください。