お茶の品質を特徴づける七つのセンテンス

     ✾産地


栽培される産地によって、その土壌・気候・地形などに茶樹の生育・性質は影響を受けて育ちます。同じ地域であっても平野部と山間部との違いも大きなものがあります。

     

 

 

     ✾栽培者


お茶の木は、その生を受け収穫できる成園にまでに育つのに最短でも約5年の歳月を必要とします。それまでには育てる人の様々な思いと試行錯誤の未にたどり着くものですから、立派な成園となるだけでなく、その後の毎年の収穫においても作る人の心がお茶の内質に伝わります。

 

 

 

     ✾茶樹


日本茶の品種においては、現在、約80種類がありますが主流は「やぶきた」品種です。

 

 

 

 

   ✾収穫時期


ひとつの茶園でも一年に数回の収穫が行われます。春の一番最初に摘まれたものが一年分の養分を吸い上げて育つので、もっとも高品質のお茶になります。

 

 

 

 

   ✾蒸し具合


日本茶固有の製法として、収穫された生の茶葉を蒸す工程があります。およそ数十秒から長くて3分程度のわずかな蒸し時間とその強弱が品質を大きく左右します。これを行わないと酸化が進み、烏龍茶や紅茶のような赤い茶葉になって行きます。

 

 

 

 

    ✾揉み具合


日本茶は蒸してから揉みます。およそ4時間掛けて繰り返し揉み込むことで、茶葉に含まれる美味しさの成分がお湯に溶け出しやすくなるのです。

 

 

 

 

    ✾火入れ具合


製茶されたお茶は最後に火入れと呼ばれる乾燥・焙煎を行います。この技術の良し悪しで茶葉が持つ香り・味の良さを十分引き出せるか否かが分かれます。

 

 

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